名前はボケの実

先日の話。年配男性のお客様がホワイトリカーを購入したので「梅酒作るんですか?」と聞いたら、「違う違う、1~2mくらいの背丈で、小さくて丸い実を浸けるの。あれ~名前が出てこない。なんだったかな?あ~、もうド忘れした~。あ~、あ~、あれよ、この位のあるじゃない?」

一生懸命ゼスチャーしてくださいましたが、ごめんなさい、全然分かりません。結局、名前が出てこず、悩みながらお帰りになりました。私もモヤモヤ全開。何その実?

その10分後、店にさっきのお客様より電話。

「車運転しててずっと考えてたら、いま分かったんだ~。(おーい、運転中の考え事は危ないよ~)ボケの実って名前だよ。まだボケてなくて良かった!(ベタなダジャレ?)」

いやいや、ボケの実って何? 話聞いても全然分からず、「すみません、あとからGoogleで調べますね。」

わざわざご連絡ありがとうございます。

調べましたら、カリン似て、丸く甘酸っぱい香りのある実でした。漢字では木瓜。果実が瓜の形に似ていて「木に成る瓜」ということからこの名前が付けられたそう。
熟した果実に毒はなく、早熟のものは体内に入ると毒性に変わる成分が含まれているとか。生のままで食べると苦みがあり、場合によっては腹痛を起こすことも。しかし、はちみつ漬けやお酒にすると食べやすくなり、さらには整腸作用や滋養強壮などさまざまな効能が得られるそう。(写真はイメージ)

へ~。そ~なんだ~。でも見たことない。そもそも、どこにあんの、それ?。

とりあえず頑張って作って下さいね、ボケ酒。出来上がったらお客さん持って来てくれると嬉しいな。たぶん、こんな感じの出来上がり。

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