エチオピア
昨年11月以来、1年以上ぶりの入荷になります。前回は宮城県、今回は鹿児島県より。なのに名前はエチオピア。
スズキ目シマガツオ科ヒレジロマンザイウオ(鰭白万歳魚)
エチオピアから来たのではありません。北海道から九州に生息し、マグロ漁に混じる魚。たまたまマグロの網に入っちゃった~みたいな。そのため入荷は稀、高値で取引されています。
でもちょっと見た目がね~。
地域によってはエチオピアでなく、ヒレジロマンザイウオと呼ぶことも。名前の通りヒレが白。
エチオピアの由来。
昭和初期に南方漁業が盛んになった頃、エチオピア王国と外交関係が親密だったため、黒褐色の南方魚を漁船員がエチオピアと呼び始めたらしい。魚の色が黒い=エチオピア。そろそろ名前変えた方がいいような気がします。
皮も骨も硬く、下処理が大変。スジに見えるの、これ全部骨。
骨を取り除くとこんな感じ。
寒い地域で捕獲されるエチオピアは脂のりのり、暖かい地域のはあっさりしている模様。今回はサッパリ、歯ごたえあり、少し硬めで弾力あり。
見た目、カジキマグロ。
20パック出来ます。かなりレアな魚、興味ある方どうぞ。世の中、不思議な魚もいるもんだ。