ちまきの季節
6月14日は旧暦で端午の節句。笹も入荷し、いよいよ、ちまき作りが始まりました。どうやら、これは福島市(一部、伊達地区)の郷土菓子みたいですね。元々は新潟から入ってきたとか。もち米を笹に包み、い草で結び、釜で茹でます。ぷーんと新しい畳の匂いがします。
グツグツ茹でること40分。5個1組のちまきを取り出し、冷まします。
パック完成。あとは青肌きなこと砂糖をまぶした粉につけて食べます。
昔はどの家庭でも作っていましたが、今は作る人が少なくなっています。作り手が高齢になったり、核家族になったり、伝承する人がいなかったり。。。当店では笹がある限り、定期的に作っていますので、懐かしいと思われた方、ぜひどうぞ。
ちなみに作っているのは、御年85才の大女将。さすが、50年以上作っているとあって上手です。