忘れられない日
載せるかどうか迷いましたが、忘れてはいけない大切な日なので書き留めることに。
27年前のあの日も寒い朝でした。午前5時46分、ドーンと爆発したような音で目が覚め、ほどなくして強い揺れに襲われました。タンスの上から荷物が落ちて来たため、布団をかぶって身を守り、少し収まってからマンションの外へ。不気味な静けさで、恐怖と寒さで震えが止まらず。
関西は地震がなくて安全な場所と聞いていたのに、一瞬にして安全神話が崩れた日。まだ携帯電話が一般的でなかった時代。すぐに電話はパンク。なかなか無事を伝えることも出来ず、ライフラインもダウン。頭が混乱していて、どうやってその日を過ごしたのか、よく覚えていません。幸いケガなく、たいした被害もなく。しかしながら沢山の人が亡くなったことを思うと申し訳ない気持ちになり、苦しい毎日でした。
災害は忘れた頃にやって来ます。まさか、3.11の東日本大震災が起こるなんて、誰が予想出来たでしょう。今、生きていることに感謝しつつ、この日だからこそ、防災意識を高めていかないと、と思った1日でした。日本に安全な場所はない。
合掌。
神戸の夜景。今はこんなにキレイです。