二千円札
先日の話。
お客様が「使えますか?」と差し出したのがコレ。しかもピン札。「喜んで」。
2000年の沖縄サミットにあわせて発行されましたが、今はほとんど見る機会はなく。すでに発行中止になっています。
表は首里城の守礼門(首里城は焼失しましたが、守礼門は無事)、裏は源氏物語絵巻と紫式部。
発行当時は千円札と間違われることもあり、使用時はわざわざ「二千円札でお願いします」と言って千円札のお釣りをもらったことも。不思議な感覚でした。
そもそも「2」で割り切れる数字は縁起悪い、という考えがあり、なかなか流通しなかったみたいです。気づいたら消えてました。
沖縄は米ドル時代、20ドルはよく使われた紙幣でもあり、今でも割と流通しています。ATMで普通に出て来た時はビックリしました。
実は二千円札には印刷ミスの発券番号があり、コレクターの間では高値取引されています。わざわざ番号確認しましたが、残念。これはただの「二千円札」でした。
でもまあ、新札でキレイだし、ポケットマネーと交換し、記念に取っておくことに。
二千円札、持ち込み歓迎です。