超高級魚・シンコ
高校野球も始まり、オリンピックとダブルで、ラジオ中継が楽しみな夏になりました。
さてさて今日は2年ぶりの再会、シンコ。千葉県より。
シンコ? 漢字では新子。
ニシン科の海水魚で、大きくなると呼び名が変わっていく出世魚。コハダ、コノシロの稚魚を指します。
腹部分が白っぽい銀色、背部分は緑色をしているのが特徴。サイズはたったの4~6cm、生まれて4カ月ぐらいの赤ちゃん。
1匹の大きさは、爪楊枝より小さく。
1箱に約50匹入っていますが、市場で購入するのは、せいぜい高級寿司店くらいだろうとのこと。
理由。。。
とにかく手間隙かかる、下処理が大変なんですね。2年前に職人さんが「もうやらない」と言ったのに、社長が面白がって再購入。
仕方ないので、2階宴会がある時、職人さんが夜遅くまでかかって甘酢〆にしました。
これだけ時間かけても、完成品はたったの9パック。なんなら、箸で「ひとすくい」したら、終わってしまいそうなサイズ。
シンコは身と皮がとてもやわらかく、食べると口の中でホロホロ溶けていくような食感。たんぱく質や脂肪酸も多く含まれ、DHAがとても豊富。
実は超超超・高級魚。
一年のうちで3週間しか食べることが出来ない魚、ぜひ味わいたい方はお電話下さい。
2年ぶりの再会に感謝。