駐日外交団による福島復興ツアー同行

11/29(火)、外務省・福島県主催のツアーにシティキャストとして参加。(オリパラのボランティア活動の延長) 郡山駅で10ヶ国15人をお迎えし、浜通りへ行って来ました。

①J ヴィレッジ

復旧までのビデオを見て、地元の人にとっていかに大切な場所だったか痛感。ピッチ視察ではサッカーボールが用意され、つかの間のリフレッシュタイム。

強風の中、記念撮影。

広野、富岡、大熊、双葉を通ると廃虚と化した店、建物、住居が立ち並び、タイムスリップしたような感じ。ショッキングな光景が目に入って来ます。

②東日本大震災・原子力災害伝承館

入ってすぐ案内されたのは更地。一面、田んぼだった場所。津波ですべて流出。

津波で変形した消防車の展示。

広々とした館内。

昔のキャッチコピーが虚しく。

ランチタイムが長引き、駆け足で回ることになり、もっと時間をかけて見たかったとの声も。

そんな中でも沢山の質問が飛び交いました。少しでも関心を持ってくださるのは嬉しいこと。

オリパラ公式ユニフォーム。帽子、ジャンパー、シューズ初おろし。本音はオリンピックで着たかった。

③震災遺構 請戸小学校跡地

青の看板まで津波到来。

校舎1階は跡形もなく。児童は大平山に逃げて全員無事という説明に自然と拍手。

④福島水素エネルギー研究フィールド

新しい原発建設予定地だった場所に、世界最大級の水素製造、実証実験施設が出来ました。

ソーラーパネルを使って発電。

水素をつくる、ためる、はこぶ施設へ。

クリーンで低コストな水素は、定置型燃料電池向けの発電用途、燃料電池車に使われる予定。早く実用化に向けて研究が進むと良いですね。

オリンピックで使われたトーチも。

初日はこちらで終了。ご一行様は土湯温泉へ。私たちシティキャストがお見送り。

2日目(11/30)はシティキャスト交代で会津若松方面へ。会津藩日新館、スマートシティAiCT、末廣酒造、鶴ヶ城見学。その後、郡山駅より無事に帰られたようです。

震災から11年。復興復興と言って箱モノ観光施設は出来ても、住民の生活は何ひとつ変わっていません。当たり前の生活が一瞬にして失われる怖さは想像を絶するものでした。

震災を風化させないためにも、参加した海外の方々、私たちから福島の今についてメッセージを発信していかなければ、と思った1日でした。また機会あれば参加したいと思います。

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