別れの季節

「忘れ物ない?」

「携帯持った?」

「身体に気をつけてね」

「元気でね」

福島駅西口の改札風景。我が子を見送る親御さんがかける言葉の数々。いま、観光案内所は先の地震で修繕が必要となり、お客様を中に迎え入れることが出来ません。そのため、外にテーブルを置いて対応しているので、自然と改札で繰り広げられる別れの場面を見ることに。

もうすぐ4月1日、年度始め。進学、就職で福島を離れる若者が続々と旅立っていきます。姿が見えなくなるまで見送る様子は、ぐっと胸にきます。子供は意気揚々、親は不安と寂しさで別れる改札前。

遥か昔の事ですが、私も当時を思い出し、少し切ない気持ちになってきました。見てるだけで涙が出そう。。。

今は新幹線が止まっており、郡山まで在来線、郡山から新幹線という方法しかありません。早く、全線開通して欲しいですね。

春、別れがあれば出会いもあります。皆さん、また新しい環境、生活で頑張って下さいね。いつでも「ふるさと、福島」は貴方を待ってます。

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